2015年6月10日水曜日

車椅子が来る。手押し式は、押す側も慣れが必要。精神的にもね。

編集部「パパ」です。
介護記録です。

父親が、社会福祉士に車椅子をリクエスト。
電話してから、わずか数時間。すぐに届いた。
(この地域のサポート体制は、本当にすごいと思う。)

この車椅子を使って、近所の内科医に行きたいと言う。
歩いて数分のところにある内科医だが、車では行きにくい場所にある。

行くことになった。



 手押し式の車椅子。押す側も慣れが必要。精神的にもね。

手押し式の車椅子。
うちの父親も利用するのははじめて。ボクも、利用はもちろん、押すのもはじめて。

社会福祉士が置いていたった説明書にザッと目を通して、いざ実践。

折りたたんだり、階下へ運んだり、足置きを作ったり・・・快適に使うには、サポートする方も慣れが必要だ。

精神的にも慣れが必要。

デコボコの路面は腰痛に響くというので、父親は、車椅子の操作をいちいち指示してくる。
ボクも、細心の注意を払って、そして、目的地までにもっとも腰に負担のかからないルートを選択して進めている。

はじめは、ハイハイ、と聞いていたが、分かっていることまでいちいち指示されると、プチっとキレそうになる。
昨日深夜まで深夜診療に立ち会い、その後、帰宅してから仕事を明け方までこなしている。
横になれずに睡眠不足という父親同様、ボクも数時間の睡眠しかとれていない。
そりゃ、キレそうにもなる。

といっても、もちろん、キレていない。介護老人にキレてもしょうがないし。
でも、これまで聞き流していた、介護現場での老人虐待のニュースのことが、より深く理解した気がした。

0 件のコメント:

コメントを投稿